海外ブランド・企業の信頼度を調査・発信していきます

2021年11月8日月曜日

【商品レビュー】CCZ-Emerald:中華製の高コスパ有線イヤホンを使ってみました

今回は、イヤホンの使用レビューを書きます。中華製の有線イヤホン「CZZ Emerald」です。



基本情報


ブランド

CZZ Emeraldは、"Yinyoo"ブランドの2021年新作イヤホンです。
当ブランドは、"沃听科技有限公司"というオーディオ機器メーカーによって開発・製造されています。

本商品以外にも売れ筋のイヤホンを幾つも取り扱っている有力ブランドのようですが、会社情報や信頼度についても後日調査していく予定です。


基本スペック

  • モデル(カラー):翡翠
  • ドライバー:10mm二重磁気DD+1BA
  • コネクター: 2PIN (0.78MM)
  • 応答周波数: 20-20kHz
  • 音圧感度: 110±2DB
  • インピーダンス: 16±2Ω

価格

価格はなんと3,000円を切っており、現時点ではAmazon価格は2,990円となっています。(2021/11/08時点)。

中華製イヤホンとしては一般的な価格ではありますが、多ドラBA機種でこの値段はかなり安く感じてしまいます。


特徴

CZZ Emeraldのその他の特徴は、以下の通りです。

  • 高性能有線イヤホン:高解像度BAと10mm二重磁気DDによるハイブリッドタイプのカナル型イヤホンで、豊かな低音と綺麗なボーカルが際立ち中低音域が上がります。
  • 遮音性&フィット感:独自パテントの耳ウィングにより、耳の形に沿ってイヤホンを最適な形で支え、さらに溝構造のあるイヤーピースにより、遮音性とフィット感を同時に実現しています。
  • 銀メッキケーブル&リケーブル対応:銀メッキ線使用のケーブルが音の細かさと密度を上げ、正確な伝送を可能にします。また、リケーブルにより独自のチューニングが可能です。
  • 幅広い互換性:iPhone、iPad、iPod、Mac、iMac、PS3 / PS4、MP3 / MP4プレーヤーなどの3.5mmオーディオデバイスと互換性のある3.5mmオーディオジャック付きです。

使用レビュー


さて、実際に使用レビューをば。

パッケージ

まずは到着した時点でのパッケージ外観です。

うーむ、なかなかいいんじゃないでしょうか。

イヤホン本体のエメラルド色を基調としたシンプルでミニマルなデザインが、清涼感とともにそこはかとない高級感を醸し出しています。


いよいよ開封していきます。

パッケージ内観も無駄な要素が一切なく、翡翠のイヤーピースが控えめに輝いていますね。

早速取り出してみます。

本体です。

付属品一覧はこんな感じ。

  • イヤホン本体
  • ケーブル
  • 説明書
  • イヤーピース3サイズ(S/M/L)

説明書が日本語対応されていないのは少し減点な感じですね。


商品デザイン

イヤホン本体を見ていきましょう。これ、本商品のかなり大きなウリだと思うのですが、エメラルド色を大胆に使った美しいフェイスプレートが目に映えます。

ほの淡く、伸びの良い青緑の繊細な色合いと、乱反射系のメタリックなかっこよさが同居しています。

フェイスプレートからエッジ〜シェルに至る直線的なフォルムで、シェル部分はスケルトンになっています。

高級感のあるエメラルドと内部構造のメカメカしさのギャップが刺さります。

全体的に大胆な色使い/構成ながら、絶妙なバランスでまとめられています


これ、なんど見まわしても、2,000円台の商品とはとても思えません。乱暴にいえば、正直このデザインだけで「買い」かもしれません笑

なお、カラーバリエーションは本品「GREEN」と「BLUE」の2色展開のようです。

ブルーもかっこよくて結構迷いますが、個人的には、より裏と表の"落差"が楽しめるグリーンが気に入りました。


あとはコードと端子です。

Lightning端子ではないので、iPhoneで使いたい人は変換ケーブルを買うなどが必要ですね。


装着感

つけてるところはこんな感じ。

イヤーピースも特に問題なく、フィット感も悪くないです。特別安っぽい感じはしない。

価格帯的にあまり期待していなかったんですが、意外にも遮音性はなかなか優秀でした。


音質

さて、肝心の音質についてです。

結論から言えば、フラット感があり、全体的にかなりバランス良く整った音です。


低域はよく音を拾っている印象です。深さも芯も十分あり、パワフルでしっかり響く。

高域は、曲調・ジャンルによってはややシャリ感が気になった時もありましたが、解像度・表現力に概ね問題なし。それらを補う中域も伸びがよく、質感も抑制が効いていて柔らかい印象に思いました。

正直、デュアルドライバーの恩恵を感じるほどではありませんでしたが、とにかくまとまっていてクセが少なく、聞きやすかったです。


2~3,000円周辺でこの音質というのは、かなりコスパが良い部類に入ると思います。


総評

読者の方にも広くオススメできる「買い」の一品です。

とにもかくにもデザインの高級感とかっこよさにしびれたのと、音質的にもこの価格帯のなかではかなりいい線いっています


高コスパのため初心者など間違いのないイヤホン選びをしたい人にも勧めやすいですし、イヤーピースやリケーブルなどカスタマイズ余地もある。

また、音楽以外にも動画視聴やAudible視聴などの用途でも、幅広く取り回しやすいです。


安価の中華イヤホンとあなどるなかれ、完成度の高い商品でした!