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2021年9月10日金曜日

【企業調査】"iCODIS"(シュレッダー等)ブランドの会社情報を調べました

 ”iCODIS”は、シュレッダー、スキャナー、プロジェクター機器を扱う電化製品ブランドです。



信頼度:A

比較的信頼度の高いメーカーです。

  • 長い操業年数における、グローバルでの豊富な販売実績
  • "Amazon's Choice"選定商品を含む、高いECサイト評価
  • 韓国で商品の受賞歴あり
  • 中国工場に法的リスク経歴あり


主要商品カテゴリ


シュレッダー、プロジェクター(ホームプロジェクター、業務用プロジェクター等)、ブックスキャナー、ドキュメントスキャナー、etc..


会社概要


"iCODIS"は、家庭用&業務用プロジェクターとシュレッダー、スキャナーを扱う電化製品ブランドです。
特にプロジェクターについては、ポータブルなものから業務用まで、非常に幅広いラインナップを取り揃えています。



当ブランドは、香港に本社を置く"香港酷迪斯電子有限公司(Hong Kong Codis ElectronicCo.ltd)"によって運営されています。

2015年に香港で企業登記がなされていますが、そのルーツは韓国にあり、10年に渡って中国の深セン市で商品の開発・製造を行っているようです。


中国工場は2019年まで"深圳市酷迪斯科技有限公司(Shenzhen Codis Co., Ltd.)"として法人化されていましたが、現在は法人資格を失っているようです。
資本金6,000万円、社員100名弱と中規模程度の工場のようですが、複数の訴訟が提起されていた過去や、関連リスクが指摘されていたようです。


おそらく現在の事業体制としては、グローバルでの商品販売を香港法人に一元化し、元の中国法人は製造機能を持つ現地工場として残っているのではないかと思います。


また、別記事で紹介しているスキャナー等ブランド"IOCHOW"の運営会社は同社と資本関係にあり、ほぼ同一のブランドと言って良さそうです。この会社は年間流通総額が15億円以上あるとのことですが、生産ラインを共有しているiCODISとIOCHOWをあわせた販売量として見てよいと考えます。



同ブランドは英語圏を始めとして多くの国で販売されており、グローバル向けのブランド公式サイト(英語)での直販も行っています。

日本における大手ECサイトでの販売は、複数の中国系の販売業者が行っているようで、あまり情報は取れませんでした。
日本語でのカスタマーサポートの充実は期待できないかもしれません。


企業サイト

 

商品評価


主力商品のシュレッダー、プロジェクター、スキャナーについては、日本のECサイト上でもかなりの高評価を受けています。
レビュー件数が多く、レーティングも★4以上の商品がほとんどで、サクラレビューも比較的少なそうに見受けられます。

ある情報ソースでは、韓国でスマート家電の著名な賞の受賞歴があるとの記載がありました。


特に一部のシュレッダーはAmazonにおいて"Amazon's Choice"に選定されており、高品質の製品が提供されていることの証明となっています。


iCODISの人気商品であるドキュメントスキャナーの情報は、以下のリンクからチェックできます。

最近では除湿機も人気があるようです。